多くのダイエッターが効果を上げて注目を集めているのが、
「糖質制限ダイエット」
「低糖質ダイエット」
「低炭水化物ダイエット」
「ローカーボダイエット」
「ロカボダイエット」
などと呼ばれているダイエット方法です。
ダイエットを考えたことのある人なら、
どれか一つくらい耳にしたことがあるんじゃないでしょうか。
呼び方はいろいろですが、
内容を聞くと同じようにも思えてきます。
実のところ何か違うのでしょうか?
もしメソッドが同じだとすると、
なぜ名前がこんなに分かれているんでしょうか?
いろいろな呼び名があるけど何が違うの?
基本的には、
呼び方が違うだけでどれも同じものと考えてOK。
どれも呼び名は違っても、
「糖質を多く含んだ食品をひかえた食生活をおくる」ことで、
太りにくく痩せやすい体質に改善し、
効率よくダイエットするというメソッドのことです。
名前ごとに厳密な定義は分かれているわけでもなく、
ダイエットの提唱者が大人の事情やイメージで使い分けていることが多いので、
呼び名についてはあまり気にする必要はないと思います。
ここでは「糖質制限ダイエット」という名前で話を続けていきますね。
具体的にどんなダイエット方法なの?
具体的にはどんなメソッドなんでしょうか?
「糖質制限」という名前の響きや字面だけだと、
「ああ、甘いお菓子やジュースを食べなければいいのね」
と考えてしまう人も多いでしょう。
それもあながち間違いではないですが、
完全に正解でもありません。
「糖質」というのは「食物繊維」を除く「炭水化物」のことで、
ここではほぼ「糖質=炭水化物」と考えてもいいでしょう。
「低炭水化物ダイエット」という呼び方もされているのは、
そういう理由なんです。
砂糖たっぷりのお菓子やジュースはもちろんですが、
「ご飯」「パン」「麺類」など米や小麦粉を使ったいわゆる主食類、
デンプンの多い芋類、ビール日本酒などの酒類をひかえる必要があります。
低糖質ダイエットってつらいんじゃないの?
そうを聞くと「つらそうだなぁ」と思う人もいるかもしれませんが、
じつはそんなことはないんです。
というのも上にあげたような食品を食べない代わりに、
肉,魚,卵,野菜,豆腐などの大豆製品といったタンパク質やビタミンが豊富な食品、
それに良質な油は普通に食べてもかまわないんです。
つまり、
主食は減らしたり無しにすることになりますが、
その分おかずは多めに食べてもOKということ。
しかも、
今は糖質制限や低糖質ダイエットをする人も多くなったので、
低糖質や糖質ゼロの“代替食品”も豊富になりました。
お菓子からラーメンやドリンク類までいろいろな種類のものが市販されていて、
気軽に手に入れることができるようになっています。
それにダイエットの程度やスケジュールで、
制限する糖質の量もユル目のものからキビシイものまで幅広く設定されています。
もちろん、
短期間でダイエットしようと思うのならばシビアに制限しないといけませんが、
ある程度の長期的に考えているのならわりと自由度は高くなります。
ストレスが少なく体への負担もかけない健康的なダイエットを!
どちらにしても、
単純な食事制限とは違って、
うまく低糖質の食材を利用してメニューを組み立てさえすれば、
極端に食べる量を減らさなくてもすむというわけです。
食事量が少なくなることによるストレスを、
あまり感じることなくダイエットにつなげることができますし、
急な食事制限で体に負担がかかったり体調を壊したりする可能性も少なくてすみます。
食事ダイエットとしては、
かなり敷居が低く長く続けやすい方法だと言えるでしょう。
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