効果的な自転車ダイエットにはどちらが最適?
自転車運動は同じ有酸素運動のジョギングやウォーキングに比べて、時間あたりのカロリー消費量も多くて、膝などの関節を痛めることも少ないので、ダイエットのための有酸素運動としても大人気です。
サイクリングが趣味というわけでもなく自転車も持っていないけれど、これから自転車ダイエットを始めたいという人には2つの選択肢があります。
それは自転車運動をするのに「自転車」を購入するか、それとも「フィットネスバイク」にするかです。
目的は同じでも環境や用途によって向き不向き、メリット/デメリットがあります。
この記事ではダイエットを目的にした場合どちらを選んだほうがいいのかを、参考になるように詳しく解説していきたいと思います。
もちろんお金に余裕があるのなら両方買ってもいいですけどね(笑)。
自転車とフィットネスバクのメリット/デメリットを知って自分に合った方法を選ぼう!
自転車のメリット
● 移動手段やサイクリングに使える。
自転車に興味があるなら休日のサイクリングに、そうでなくても通勤/通学や買い物の足として使えるのは大きなメリットです。
● 景色を楽しめる。
景色や街並みを楽しみながら運動できるのは、飽きずに運動を続けるのには大きなメリットです。
これは周囲の環境次第なので、見慣れた退屈な景色になるかもしれないですけどね(笑)。
● 爽快感・充実感がある。
天候さえ良ければ風を受けながら自転車に乗るのは、爽快感があって気持ちいいものです。
それに、実際に自分で運転して目的の道のりを走りきるのは、何と言っても充実感が違います。
● 運動していて飽きない。
今まで挙げたようなメリット要素があるので、自転車を運転するのを楽しめれば飽きずに続けることができて、ダイエットの成功も近づきます!
● サイクルトレーナーで室内でも自転車運動ができる。
サイクルトレーナーは自転車のスタンド状の形の器具で、後輪の車軸を固定してフィットネスマシーンのように自転車を漕ぐことができます。
タイヤに抵抗をかけることもできるので、ペダルの負荷も調節できます。
これさえあればガレージや室内でも自転車運動をすることができるので、天候の良くない日でもでも気にせず運動できます。
自転車のデメリット
● 気候や天気が運転のしやすさに大きく影響する。
天候の良くない日に屋外で自転車に乗るには、やはり抵抗がありますよね。
自転車好きの人の中には、雨が降っていたり風が強くても気にせずサイクリングに出かける人もいますが、これはあまりおオススメできません。
雨が降ると路面が滑りやすくなりますし、視界も悪くなって危険です。
また、風が強い日に横風に煽られたりするのも事故につながるので、雨の日の自転車運転はやめておきましょう。
● 周辺環境で運転のしやすさや運動効率が大きく変わる。
自宅の近くに自転車で走りやすいサイクリングコースでもあればベストですが、自宅周辺が繁華街だと人が多すぎて自転車に乗れたものじゃありませんし、乗り入れ禁止のエリアもあったりします。
また、1〜2分ごとに信号待ちになるような道だと、運動になりませんしストレスも溜まります。
かといって、郊外の幹線道路で車が飛ばしてくる道では、こんどは危なっかしくて安心して運転できなくなります。
ダイエットするのに命がけじゃ話になりませんよね。
● 一度の運動に必要な時間が環境によって変わってくる。
自宅周辺に自転車で走りにくい道が多い場合、走りやすいコースに出るまで時間が余分にかかってしまったりすることにもなります。
ただでさえ自転車運動にはまとまった時間が必要なのに、無駄な時間のロスが多くなるようだと、忙しい人にとっては時間的な負担が増えて、続けるのが難しくなってしまいます。
フィットネスバイクのメリット
● 天気を問わずコンスタントに運動できる。
天気の悪い日に自転車を運転するのは事故にもつながって危険ですし、暑すぎたり寒すぎる時に無理をして長時間運転するのも、体調を崩す原因なってしまいます。
フィットネスバイクは室内運動なので、天気や気候を気にせず毎日運動することができるのが大きなメリットですね。
● 忙しい時期でも空き時間を使って運動できる。
仕事などが忙しくて時間が取れない時期などは運動に出かけるのも難しくなってしまいますが、フィットネスバイクなら準備もいらないのでちょっとした空き時間でも気軽に運動できます。
● テレビやネットを見たりデスクワークをしながら運動できる。
フィットネスバイクであれば、何かをしながらの「ながら運動」も可能なので、忙しい人でも時間を有効に使って運動することができます。
テーブル付きのモデルを使えば、デスクワークをしながらでもダイエット運動が可能になります。
フィットネスバイクのデメリット
● 設置するにはある程度のスペースが必要になる。
当たり前のことですが、フィットネスバイクは部屋にある程度スペースの余裕がないと設置できません。
部屋にモノが多すぎて足の踏み場もなかったり、部屋にモノを増やしたくないという人にはちょっと抵抗があるかもしれません。
● 収納できない機種の場合は室内が狭くなる。
設置するスペースがあっても、据え置き型だと使わないときに邪魔になってしまいます。
その場合は小型のものや折りたたみ式など、収納可能なモデルを選ぶといいでしょう。
● 部屋の雰囲気にそぐわないこともある。
フィットネス器具はデザイン的に微妙なものも多くて、せっかく内装にこだわった部屋の雰囲気が台無しになってしまうこともあるので、抵抗感がある人もいるでしょう。
これも収納可能なモデルを選ぶことで対処できますが、中にはデザイン性の優れたモデルも存在するので、そういったものを選んでインテリアのアクセントとしても使うのもアリでしょう。
参考記事:ダサいフィットネスバイクはいらない! インテリアにもなる?おしゃれなフィットネスバイクを紹介!
自転車とフィットネスバイク徹底比較:価格
自転車は、10,000円前後のママチャリから自動車並の値段のスポーツ車まで、いろいろなモデルがあることは知られていますね。
フィットネスバイクも同じで、10,000円程度のものから数十万円の業務用水準のものまでピンキリです。
自転車にしてもフィットネスバイクにしても、2〜6万円程度の予算を考えておけば、日常用として使うには十分なモデルを手に入れられるでしょう。
自転車とフィットネスバイク徹底比較:耐久性
一概には言えませんが、自転車もフィットネスバイクもつくりの良さや機能はある程度価格に反映されるので、あまりケチって安いものを選ぶとハズレを引いてトラブルが発生する可能性が高くなります。
しっかりしたブランドのある程度のクラスのモデルを買えば、そんなに壊れることも無いですし、アフターサービスもしっかりしています。
自転車とフィットネスバイク徹底比較:機能性
ダイエットだけを目的に考えれば、用途を限定している分だけフィットネスバイクのほうが価格あたりの機能は充実しています。
たいていのモデルには心拍数などのコンディション測定や、消費カロリーや走行距離などの運動記録機能といった、基本的で必要な機能が備わっています。
自転車とフィットネスバイク、あなたはどちらを選ぶべき?
● 自転車を選ぶべき人
・自転車が好きまたは自転車に興味がある
・通勤/通学の時間や道のりが自転車運動に適している。
・毎日まとまった時間を運動に使える。
・多少の悪天候でも気にせず自転車を運転できる。
もともと自転車が好きな人や自転車に興味があって、休日のサイクリングも楽しみたいという人なら迷わず自転車を選ぶといいでしょう。
ただし自転車ダイエットを目的にするなら、比較的普段から時間に余裕があったり通勤/通学に使うことができるなど、日常的に自転車に乗れる環境は必須です。
それに、自宅周辺にサイクリングに適したルートがあることも必要条件になります。
確実なダイエットにつなげるためには、忙しい時や天候が悪い時の室内運動用として、サイクルトレーナーや比較的安価なフィットネスバイクも合わせて購入することをおススメします。
● フィットネスバイクを選ぶべき人
・天候を気にせず運動したい。
・毎日の運動にまとまった時間をつかえない。
・何かをしながらの「ながら運動」で時間を有効に使いたい。
純粋にダイエットを目的として、そのための運動効率や時間効率を求めるのであれば、フィットネスバイクを選ぶべきかもしれません。
特に、普段の生活が仕事などで忙しくて、1日に何時間も時間を作る余裕が無い人であればなおさらです。
フィットネスバイクは天候や環境・時間帯にかかわらず、いつでも思いついたときにすぐ運動できるるうえ、座った状態で両手も空くのでデスクワークをしながら運動することも出来ます。
忙しくて時間を効率よく使いたい人には、最適のアイテムと言ってもいいでしょう。
自分に適したマシンでダイエットを成功させよう!
結論的には自転車が好きなら自転車、ダイエットに集中したいならフィットネスバイクということになりますね。
自転車を選ぶ人も、忙しい日常を送っている場合はフィットネスバイクやサイクルトレーナーを併用したほうが、効果的なダイエットが期待できます。
うまく活用してダイエットにつなげましょう!
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