豆乳では痩せない？豆乳ダイエットの真実とは？

食事でダイエット

2018.12.032018.12.21

今回は、豆乳を使ったダイエットについて解説したいと思います。

ダイエッター愛用のヘルシードリンク、豆乳！

豆乳はダイエットに役立つ食品としてダイエッターにも大人気ですが、一方で全く効果が無かったという人も多く賛否両論だったりします。

それな何故なんでしょうか？

豆乳ダイエットとはどのような方法なんでしょうか？

実際のところ効果はあるんでしょうか？

さまざまな疑問について考察していきたいと思います。

まず結論から言ってしまうと、『豆乳ダイエット』には効果が期待できるけど、『豆乳』それ自体にダイエット効果は無い、ということ。

つまり、「豆乳を飲むだけで体重が減るわけじゃ無い。」というわけなんです。
普通の食生活にさらに豆乳を加えても摂取カロリーが増えるだけ、飲みすぎればあっという間にカロリーオーバーです。

『豆乳ダイエット』は、確実に続ければ効果が期待できるメソッドですが、それは豆乳にダイエット効果があるからではなく、豊富な栄養素を持つ豆乳を代用食に使った「置き換えダイエット」だからなんです。

中国や東南アジアでは、豆乳は屋台で売られていたり、コンビニにいくつもの種類が並んでいるくらい日常的な飲み物ですが、日本や欧米で広がったのは脂肪分の多い牛乳の代用品として使われるようになったからです。

牛乳と豆乳の栄養素を簡単に比較してみましょう。

見てとおり、豆乳はカルシウムこそ牛乳に大きく劣りますが、それ以外では牛乳に負けない栄養素を含んでいます。

さらに大きなポイントは、カロリーが牛乳より低めなことに加えて、糖質・コレステロールが比較にならないくらい少ないことです。

牛乳を1日500mlや1リットルペースで飲むような人にとっては、肥満要素はかなり抑えられますから、世界中のダイエッターに人気が出るのもわかりますね。

上の表をみるとわかりますが、豆乳のカロリーは決して低いわけではありません。

100mlあたり46calというのは、コーラやサイダーなんかと変わらないカロリー数値。
ヘルシーイメージに煽られて水代わりに毎日飲んでいたら、体重増加一直線ですよ。

こんな豆乳をどうやってダイエットに使うんでしょうか？

前に説明したように、豆乳ダイエットの仕組みは『置換えダイエット』そのもの。

たとえば毎日の朝食など、1日の食事のうち1部を豆乳だけですますことで、摂取するカロリーや糖質を抑えるという「食事制限」によるダイエットです。

糖質を控えることで、太りにくく痩せやすい「基礎代謝が高い」体質に改善する効果もあります。

筋トレや有酸素運動などダイエットトレーニングを欠かさず続ければ、効果はさらに飛躍的にアップします。

豆乳ダイエットで痩せるために必要なのは、何週間でも何ヶ月でも結果が現れるまで確実に毎日続けることです。

そのためには、早い段階で挫折しないようにして、豆乳ダイエットの食生活に早く慣れる必要があります。

毎食しっかりした食事を取っていた人が、1日1食とはいえ1杯の豆乳だけで済ますというのはかなりハードなもの。

慣れないあいだは、満足感／満腹感を得られないことでストレスを抱えがちです。

身体が馴染むまでは、他の低カロリー／低糖質な食べ物と組み合わせて満足感をアップさせるといいでしょう。

オススメは、置換えダイエットの代用食として使われる「カンテン」「こんにゃく」「豆腐」「おから」などを使った料理、「生キャベツ」を中心にしたサラダやザワークラウト、「野菜スープ」「少なめの雑炊」など。

食事中や食後に「お酢ドリンク」を欠かさず飲むのも、体の代謝を高めていくことができるので効果がアップします。

置き換えダイエットを実行するとしても、1品だけで済ますよりは少しづつ何品も食べるようにする方が栄養バランスも良く、健康的にダイエットすることができます。

上で紹介した置き換え食品を使って保存できるおかずを作っておけば、手間もはぶけて続けやすくなります。

栄養バランスの良い食材を加えて、豆乳入りスムージーや豆乳スープに仕上げるのもオススメです。